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2022年8月6日 ボイラーで湯を沸かす生活

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 私の住んでいる地区は現在断温水中です(断温水については こちらの記事 をご覧ください)。水道という水道から温水は出ず、蛇口をひねれば温水が出ることのありがたさを毎日感じています。  モンゴルはこうして断温水が定期的に行われたり、地方ではそもそも温水が供給されなかったりという事情があり、アパートの部屋や固定家屋タイプの家には温水を沸かすボイラーがついている場合が多いです。  私の借りている部屋にもあります。  以前この部屋以外でもボイラーで沸かしたシャワーを使用した経験がある驕りから、大家さんに使用方法を特に聞かず手探りで見つけ出しました。そのせいで熱湯シャワーを浴びる羽目になったので、初めて使う機械の使用方法は必ず聞いた方が良いという学びを得ました。  うちのボイラーは恐らくこんな感じの使用方法です。 ①水道の元栓(使っていなかったので激固)を開ける ②ボイラーのスイッチを入れる ③上の温度調節ダイヤルを最大の3にする ④下の水調節ダイヤルをstartに合わせる ⑤10分くらい待つ ⑥水調節ダイヤルを白寄りの赤にして(重要)温水シャワーを出す ⑦シャワーヘッドでも水量や勢いを調節する  ⑥でstartに近い赤にすると水量が少なく温度は激熱という最悪コンボになりました。とはいえ、使うには少しコツが要るもののこのボイラーのお陰で断温水期間を乗り切れそうです。  でもせっかくの機会なので、日本の「お風呂壊れちゃって銭湯」のモンゴル版「断温水しちゃってホテルサウナ」を明日辺りやりたいと思います。

2022年8月3日 ウランバートル夏の風物詩:断温水

日本では、蛇口をひねれば年中無休で温水が流れます。 一方ウランバートルでは、夏には点検のために温水が止まる時期があります。今年の断温水は5月に始まり8月で終わります。 私の住む地区の断温水は8月3日~15日、つまり本日から断温水が行われます。 断温水が行われる理由は、市内の温水供給設備の改善と新調・拡張です。欧州復興開発銀行(EBRD)や世界銀行の資金で、ウランバートルの主要な水道管は2021年から段階的に新調・拡張されています。 現在、市内の水道管は老朽化が進み、厳冬期に耐えきれず故障や断線などの問題が発生しています。その問題解決のため、2025年までに水道管を刷新する中期計画が立てられました。 今回の夏の断温水は、その大規模な水道管工事計画の一環のようです。 さて、そういう事情で断温水が始まる前日である8月2日のうちにシャワーを浴びたかったのですが、夜に用事がありそれが叶わず0時を越えてしまいました。 しかし、3日からが「0時から」を指すのか、それとも工事の始まる「朝」を指すのか、ネットの断温水告知記事を見ても分かりませんでした。 希望半分あきらめ半分で蛇口をひねると…、いつも通りに火傷寸前の温水が出るじゃないですか!!やったー!! 断水当日でも工事が始まるまではお湯が出るようです。 しかし、今お湯が出ても結局は明日から1週間くらいは断温水地区外のホテルにシャワーを借りに行く生活になります。退勤即銭湯生活と考えるとQOLが高い生活に聞こえるので、そう思い込んでやり過ごそうと思います。 …と書いたところで、今住んでいるマンションに独自のボイラー設備があったりしないかな?と思いました。 明日の夕方、蛇口をひねって確認してみようと思います。 1か月前の旅行記事で力を入れてしまい、勝手に自分の中で「日記」投稿のハードルを上げていたのですが、今日は久しぶりに日記らしい日記を書くことができました。 これくらいの軽さでどんどんと記録を付けていく方が「日記」らしくていいですね。 旅行記事はボチボチと更新していく予定ですので気長にお待ちください。