2022年6月11日 5月28日はNo Car Day&ウランバートルマラソンでした

  既に2週間前の話になりますが、5月28日(土)はNo Car Dayかつウランバートルマラソン開催日でした。

 市局長の指示で2022年5月28日(土)を「No Car Day」とすることに決定した。また、この日はウランバートルマラソン2022国際競走大会を同時開催する。 

 恐らく、ウランバートルマラソンを開催するためNo Car Dayを設定したのでしょう。
 交通規制がかかった範囲は下図赤線の内側でした。

ウランバートル市公共交通局発表の当日路線図。news.mnより。


 ウランバートルを訪れたことのある方ならお分かりいただけると思うのですが、オフィス街・繁華街などが集まる中心部分が交通規制されています。よく歩く日本人的感覚だと決して広範囲ではありませんが、私(や中心部居住者)がよく行くお店はこのエリア内にあるので少し不便に感じました。とはいえ、自動車の走行音やクラクションが聞こえないと、町が静かで良いなとも思いました。

 普段は渋滞が酷い道に一台も車が走っていない光景は珍しく、写真を撮る人が結構いました。この日は、ランナーが通らない瞬間は歩行者天国のように道路を歩くことを楽しむ人を多く見かけました。

 日本で公道を使用したマラソン大会が行われる時は歩行者の通行も制限するイメージがあるのですが、このUBマラソンではランナーが通る時のみ横断歩道の通行を警察が制限しており、それ以外の瞬間は一般歩行者はわちゃわちゃと道路を歩いていました。



UB市中心部の平和通り。東方面。
平和通り。西方面。


 ウランバートルマラソンの範囲は以下の通りでした。

iKon.mn: "Бямба гарагт төв замыг хаах тул троллейбус явахгүй. Нийтийн тээврийн 39 чиглэлд орох өөрчлөлтийг танилцуулж байна"(土曜日は中心部道路を交通規制するため路面バス運行停止。公共交通機関の39路線の変更のお知らせ。)

MONTSAME: “Улаанбаатар марафон-2022” гүйлтийн маршрут гарчээ(「ウランバートルマラソン2022」ルート発表)





画像は全て上記のMONTSAME記事より。

 ルートは5キロ、10キロ、ハーフマラソン、フルマラソン、視覚障害者向け1500mコースの5つでした。この大会参加者の雰囲気を見るに、基本的に競争ではなく走ることを楽しもうという空気感がありました(とはいえ上位者は争っていたのではないかと予想します)。

 モンゴルには元々マラソンという文化はなかったと私は認識していますが、何がきっかけでマラソン大会が開催されるようになったかが気になります。調べてみようかな。

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