2022年10月22日 Shangri-la Ulaanbaatarの期間限定アフタヌーンティー

今日は日本人の友人2人と一緒にShangri-la Ulaanbaatarホテル内ラウンジのアフタヌーンティーに行ってきました。

このShangri-laは、日本の丸の内にもあるあの高級ホテルチェーンShangri-laグループのウランバートル支店です。ウランバートルのShangri-laはホテル、ショッピングモール、レジデンス、オフィスの4つの建物で構成されています。

Shangri-la Ulaanbaatarホテル公式サイト
Shangri-la Ulaanbaatar公式Instagram

ホテル業界で働くモンゴル人の知人曰く「モンゴルで一番良いホテル」で、実際外見や内装はモンゴルで一番きれいだと思っています。接客を含むサービスは人によるという印象です。

Shangri-laホテル内にはカフェラウンジ、中華料理レストラン、洋食レストラン(バー付き)、ビュッフェがあります。どのお店も価格帯はモンゴル人富裕層や海外観光客向けですが、味・安全性・居心地の総合点は街中の大体の飲食店よりも高いと感じています。


今日の日記の本題であるアフタヌーンティーですが、ホテル1階のラウンジ・バー「Lobby Lounge」(リンク先は公式サイト)でいただきました。

このラウンジは開放的ですが落ち着いた雰囲気が漂います。


Shangri-la Ulaanbaatar公式Instagramより

Shangri-la Ulaanbaatar公式Instagramより


今回頂いたのは常時提供しているアフタヌーンティーではなく、ピンクリボン運動応援による期間限定セットでした。ご存じの方も多いとは思いますが、ピンクリボン運動とは、80年代にアメリカで始まった乳がん予防啓発運動です。恥ずかしながら私は今回のアフタヌーンティーをきっかけに知りました。


Shangri-la Ulaanbaatar公式Instagramより

インスタに掲載されているピンクアフタヌーンティーの宣伝文を訳すとこんな感じです。

「10月乳がん月間」の一環で特別な「Think Pink」アフタヌーンティーセットをご紹介しております。
このセットを10月12日~23日の間、毎日Lobby Loungeにて69,000トゥグルグでお楽しみいただけます。セットには紅茶かコーヒーが付きます。1セットご購入ごとに10,000トゥグルグを国立がん研究センター附属乳房センターに寄付します。

69,000トゥグルグは現在のレートでいうと約3,000円ですので、このセットはShangri-la丸の内にあるザ・ロビーラウンジのアフタヌーンティーより若干安いくらいになります。

3,000円はモンゴルでのお昼ご飯やおやつと考えると高価ですが、こうして楽しんだものの値段の一部が病気の研究や予防活動に役立つのであれば、私にとっては喜んで払える金額です。


さて、肝心なのはサーブのされ方と味ですが、ここではモンゴルみを感じました。

数日前に人数と開始時間をきちんと友人が伝えて予約してあったはずなのですが、ラウンジに着いてからウェイターさんに言われたのは「セットは基本的に2人分しか提供しない」、「提供するのに時間がかかります」という言葉。ちょっと粘って「3人分くらいに量を増やしてくれませんか」と頼みましたが、だめでした。じゃあ予約した時点でそう言ってよ。

お茶は注文して割とすぐに提供されました。一方食べ物は用意に時間がかかっていたのか、提供まで1時間程待ちました。日本だと速攻クレームが入るレベルの提供の遅さでしたが、今日の3人はモンゴルに慣れてしまっていたため、店員を呼びつけること等はせず日本語で文句を言ったり近況報告をしたりして時間をつぶして待ちました。ちなみにモンゴルには日本語が分かる人がかなりいるので過激な悪口は言わない方が良いです(何語でもだめだよ)。


提供された紅茶。アールグレイとイングリッシュブレックファスト。

着席から1時間後、ようやく提供されたThink Pinkセットがこちら。ちゃんとピンクで結構かわいかったです。

Think Pink セット

各2個ずつしかないので、分けられるものは半分に切って分け合いました。


アフタヌーンティーセットの内容はこちら。
一段目…マカロン、いちごのホワイトチョコソースがけ、濃厚牛乳プリンon the Oreo
二段目…チーズケーキ、ベリームース(?)、ピンクリボンonマヨネーズin紫に染まったゆで卵
三段目…サンドウィッチ、ドーナツ、シュークリーム、スコーン
外野の皿…レタスとツナをサンドしたクロワッサン、オリーブ漬け野菜のブルスケッタ
飲み物…紅茶かコーヒー


一段目と二段目の一部の食べ物についてはふざけて書いているのではなく、本当にそうだったのです。いちごは熟す前で酸っぱいわ、ムースの触感の怪しさがすみっコぐらしのぺんぎん(?)並みに(?)が付くわ、ゆで卵は紫だわでツッコミどころが多かったのですが、総合的にはかなり満足でした。外国のお菓子あるあるの甘すぎる問題は多少あったものの、しょっぱい食べ物や紅茶があるので美味しく食べ進めることができます。以前Shangri-laの通常のアフタヌーンティーに行った際に出てきたスコーンが美味しかったので今回のスコーンも期待していましたが、美味しかったです。

辛口な評価をすれば、日本のShangri-laで提供するとしたらこのクオリティはちょっと…なレベルなのですが、モンゴルでもこういったアフタヌーンティーが楽しめるという事実に感心しています。初めて来た2015年にはおしゃれな洋食店がほぼ無くチェーンの外資のカフェやホテルもありませんでした。「モンゴルはここまで来たんだなあ」という気持ちです。

綺麗なラウンジで美味しいお茶とお菓子を友人と楽しむことができて、良い休日となりました。

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