20221208-10 新型コロナウイルス初感染

 私は今まで数々の変異株の感染をも切り抜けてきましたが、新型コロナウイルス流行が始まって2年が経とうとしている12月中旬、遂にコロナに感染してしまいました。今モンゴルではやっている変異株はオミクロンなので、恐らく私もそれにかかったんだと思います。

 最初は単に身体を冷やしてしまったことで熱が出ただけと思っていました。というのも、熱や頭痛等の症状が出始める前日に、外を歩いたり広場のデモを見に行ったりと比較的長時間外出していたからです。しかし、次の日になっても症状が治まらず、その次の日の朝起きた時には喉が腫れていたことから怪しいと思い、検査を受けに行きました(まさかこんなところで自分の過去記事が役に立つとは。)。

 予め近所の検査所に電話して検査に行くよと伝え、朝9時過ぎ頃に行くと、検査係の若いお姉さんがスタンバイして待っていてくれました。検査結果の出る時間は、PCRだと今日の夕方、抗原だと10分後だというので抗原検査を受けることに。鼻をぐりぐりした棒を検査キットに入れるや否や、赤いインクがじわっとキットの窓に広がったのを見て、検査係の方は「これは陽性かもしれませんね~。もし結果が陽性だったら、職場の人に伝えてください」と言いました。

 帰宅し、スマホのSMSに来た検査結果メッセージを見ると、案の定「EYEREG」(陽性)の文字が。念のため、そのメッセ―ジに付いている保健省の検査結果URLにアクセスして診断書を見てもやはり赤字で「ЭЕРЭГ」の文字が。ここにきて初感染か~と、勝負に負けた気持ちになりました。何の勝負?

 症状はつらいとはいえだいぶ軽症の方で、こんな感じの変遷をたどりました。

1日目 鼻水、若干のだるさ
2日目 鼻水、鼻づまり、くしゃみ、だるさ、熱
3日目 鼻水、鼻づまり、くしゃみ、だるさ、熱、頭痛、腫れをともなう咽頭痛(陽性発覚)
4日目 鼻水、だるさ、軽い頭痛、咽頭痛
5日目 鼻水、違和感程度の咽頭痛

 1~3日目はなるべく動きたくないタイプの体調の悪さがありましたが、陽性発覚後はずっと布団で寝て、たまに起きてご飯食べて水分飲んで、という食っちゃ寝生活をしていたら徐々に回復しました。食べ物等必要なものを差し入れてくださったりご飯を作ってくれた皆さま、ありがとうございました。

 この自宅待機期間は基本的にやることが(あるけど)なかったので、保健省の検査結果サイトのアンケートのモンゴル語を見て「こういう実用的な表現を学部の時にやっておけばよかったなあ」と思いながら訳したり、院から来たメールを見て「面白そうな講義やるんだなあ、オンラインだから参加しようかなうわ月曜午後2時からやんけ」と言ったり、慣れない分野の英語論文と格闘したり、ウクライナ危機に関する学術フォーラムに参加したり、参加しようと思っていたオンラインゼミに入室できなくて焦ったり等、まあまあ楽しく有意義に過ごしました。


【おまけ】今回のコロナ感染で覚えた(けど学部時代に覚えておくべくだった)モンゴル語
нусгайрах 鼻水が出る
бөөлжих 吐く

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